「今度、出す書籍の原稿が上がったので確認してください〜」と軽い声。
目の前にドサッ、と冊子になった原稿が。すげぇ、量あるじゃん…。
しかたなしに目を通し始める。表紙、目次、第1章、第2…、90度右になってる。「へ?」
「お〜い、印刷おかしいぞぉ。」「どこがですかぁ〜?」「これ」「何でこんなんなってるんだろ?」
さらにめくると第3章はさらに90度、次もさらに90度…。
後ろから、よく知ってる顔からの声。「たまにあるんだよねぇ。そうなっちゃうの。」「そうなの?」
打ち掛けの原稿を再び打ち始める。自分でもなかなかいい感じの展開になってるじゃんと思いつつ…。
遠くから呼ばれる。「お〜い、今日、何時からだっけ〜?」と上司。「時間くらい予定表見てくださいよぉ〜!」
何につけ軽〜い感じのオフィスとスタッフ。いい感じじゃないですか。
「今度は大丈夫です〜!」とまた軽い声。ぱらぱらめくると今度は大丈夫そう。「読んどくよ。」と答えて「は〜い!」の返事。
遠くから「GW、何処行くの?休むんだよね?間のところ。」と聞こえて来る。「うん、北海道。ひと回りはむりだけど」「あ、いいなぁ、それ。」
軽い話をして、自分の原稿をさておきで読み始めるとなかなかオモシロく綺麗にまとまっている。どんどん読みふけって行ってしまっていたら、「お〜い、もう時間だぞぉ。」
しまった。慌てて鞄を持って出かけようとすると、知ってる顔から「おい、ケータイ忘れてるぞ!」の声。「お、さんきゅ〜。」
クルマを走らせる。アルファロメオ147の白。助手席にさっきまで読みふけった原稿。後ろにそれを書いた部下と、お付き合いさせた上司。行き先は印刷所。
ごくありきたりの仕事。ナビが行き先を教えてくれている。
片側3車線の広い道。気楽に走っていると、隣を走るデビュー当初のカローラ。「へぇ、珍しい。」
いきなりそのカローラがクルマをぶつけて来た!思わず左の車線に避ける。
上司がいきなり「あ、またか。その原稿、狙われてるんだよ。」と言う。「なに、それ?」
そのとたん、後ろからゴンッ!そりゃそうだ、突然車線変更したんだから。
その弾みでスピンし始めた。「あ、ヤバッ!」そのままスピンしつつクルマは右の車線へ流されて行く。コントロールする間もなく、側壁へバンッ!
ってところで、おしまい。(;・∀・)
4月になったけれど、仕事も変わってなければ、生活もほとんど変化無い、とある日曜日の目覚ましを止めた後の1時間の出来事でした。
やべぇ、ガスの点検来ちゃうよ。(°Д°)
(本文と写真は全く関係ありません。)
オハヨー!!
∧∧ ∩
(`・ω・)/
⊂ ノ
(つノ
(ノ
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